LAMY Safariは入門に最適の万年筆

　万年筆に興味を持つようになったきっかけは、主に仕事中に流していたYouTubeの動画です。その中でも特に、えもちゃんねるというチャンネルの動画に大きな影響を受けました。そこの動画でよくおすすめされているのがLAMYのSafariで、気になっていたところにちょうどAmazonがセールをしていて、つい買ってしまいました。

　使ってみると、握りの部分が三角形に窪んでいて、その窪みに親指、人差し指、中指がピタッと収まって、正しい持ち方でペンを保持する事ができます。僕はペンの持ち方がおかしいので、このグリップのおかげで正しい位置に指が固定されると、なんというか、すごく新鮮な感じがします。

　この万年筆を買う前に、カヴェコのスポーツクラシックという万年筆を買っていて、その万年筆は右上から左下に向けて線を引くと必ず掠れてしまって、不良品だと思っていたのですが、このSafariで正しい持ち方を再確認して、あらためてカヴェコ　スポーツクラシックを握ってみると、持ち方がおかしくてペンが傾いてしまっている事に気づきました。意識して正しい角度になるように持ち方を修正すると、滑らかに線を引く事ができました。危うく自分が悪いのにカヴェコスポーツクラシックを不良品扱いしてしまうところでした。

　そんなわけで、LAMY Safariはデザインもよく、価格もそれほど高くなく、持ちやすく書き味も程よい滑らかさがあって、非常にいい万年筆でした。個人的には日本の万年筆の極細くらいの細い線が引きたいので、ドイツ製のSafariの極細ニブだと、あとちょっと細ければ…と思ってしまうのですが、手持ちの全ての万年筆が極細だったら面白くないので、これはこれで楽しんで使おうと思います。

　僕は絵を描きたいのでつい細いペンを求めてしまいますが、普通に手帳に小さい字を書くなら、Safariの極細は十分に細いです。念の為。

LAMY ラミー万年筆ペン先EF(極細字) サファリスケルトン L12-EF 両用式コンバーター別売正規輸入品