すっかり気に入って毎日持ち歩いているトラベラーズノートですが、リング綴じと違って、そのままだと書こうと思って開いてもゆっくり閉じてきてしまいます。そのためにクリップで留める必要があるのですが、純正は1500円もするし、ちょっと嵩張りそうで買う決心がつきません。
そこで例によってなんとか安くて使えそうなクリップの代用品を探してみました。毎回余計な事を考えて道を踏み外していきますよね……。
最初に考えたのは、とにかく純正以外でコンパクトで紙や手帳の革を傷つけないような小さいクリップでした。偶然、Amazonでピッタリのものを見つけました。
挟むものが傷つきにくい おしゃれ文房具 国産【キャロットオレンジ（栃木レザー）】
まずツッコむ点として、これが3個で1280円でした。じゃあ純正買えばいいじゃん！となるのですが、すみません、へそ曲がりなんです…。
そして、これは実際に届いてみたら、思っていた以上に革が分厚いのと、軽いのはいいのですが、あまり厚みのあるものが挟めないので軽くて紙の戻る力に負けて浮いてしまうのと、深く挟めないので外れやすいのとで、手帳クリップには向いていませんでした。
次に思いついたのが、折りたたみ式の定規を当てて端をクリップで固定する方法です。
実際やってみました。ここで革のクリップが役に立ちました。定規を使うなら重さは関係ないし、挟める厚みも定規+紙一枚でいいので問題ありません。
これは、割とうまくいきました。開いた状態をキープする力もなかなか強いです。でも、大きな欠点として、定規が覆ってしまう部分に何も書けない、というのがあって、結局あまりやらなくなりました。ただでさえ広さの限定されている手帳なので、書けないスペースができてしまうのは痛いです。
次に試したのはページオープナーです。
これも、そこそこうまくいきました。
でも、リフィルの厚みによっては上を固定すると下が開いてくる時があったり、やはり書けない部分があるのがネックでした。面積的にはたいした事がないのですが、文章がここにかかると変な余白ができてしまうので、実用性は低いです。もともとページオープナーは楽譜とか本を開いておくためのものですしね。
で、とうとう究極の解決法を選択しました。それは……
純正クリップです。
悔しいですが、やはり純正に勝るものなしでした。紙や手帳を傷つけないように挟む部分が少し反っていたり、サイズ感や挟む強さなど、とにかくしっかり考えられている感じがしました。
で、結局純正が一番、というところで締めようと思ったのですが、ちょっと問題が起きました。僕のカバンのサイズでは、クリップを挟んだまま手帳をしまうのがちょっと難しいのです。
そして、僕は普段ボールペンを手帳のこの部分に挟むのですが、真鍮のクリップがあると傷がつきそうで怖いです。
クリップの位置をこちらにすればある程度回避できるのですが、
それだとカバンへの出し入れがさらに難しくなるのと、僕はカバンにinsta360 ONE RS 1-Inch 360という360度カメラも入れているのですが、この真鍮のクリップが当たってボディにちょっと擦れを作ってしまいました。
クリップはペンケースに入れる事にして、一応解決しましたが、厚みがあってちょっと不恰好です。そしてペンケースの中で他のペンを傷つけそうです。
これは僕のカバンの問題なので、問題ない人にはこの純正クリップはすごくおすすめです。僕は、もうちょっとクリップ探しの旅をつづけます。
ううむ……。
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