PR

Chat GPT!そういう事だったのか…………

 先日、Chat GPTに万年筆についての解説を書かせたら、最初はなかなかよくまとまった解説を出力してきたのですが、モンブランのマイスターシュテュック、モーツァルトという万年筆についての解説を頼んだら

Chat GPT
Chat GPT

モーツァルトの最大の特徴は、モーツァルトの音楽の特徴を反映したデザインと、ペン先にモーツァルトの肖像画が刻まれたことです。バレルとキャップには、モーツァルトの楽譜と筆記をイメージした模様が施され、全体的に上品で美しいデザインに仕上がっています

 といった、妄言にも程があるトンチキ文章を出力してきやがりました。モンブランにモーツァルトというモデルはあるのですが、クラシックなデザインで比較的小型のモデルで、上記のような装飾的な製品ではありません。

 Chat GPT超大嘘つきだな、と思ったのですが、でも書き方はやたら信頼感があって、これは出鱈目なのか、実は自分が無知なだけで過去にこういうモデルが製造された事があるのかわからなくなり、頭を抱える事になりました。

 結局こんなモデルは存在しない………と思うのですが、とすると、逆になんでこんな文章を思いついたのかがわからなくて、ちょっと怖くなったりもしました。

 で、たまたま今、YouTubeで万年筆の動画を見ていたら、モンブランの作家シリーズの話題が出てきました。
 作家シリーズというのは、歴史的な著名アーティストなどのイメージをベースにした豪華な装飾の万年筆のシリーズです。それを見た時、
『あ!そういえばモンブランにはそんなシリーズもあったっけ。という事は……』
となりました。慌てて検索すると、作家シリーズにはモーツァルトはないのですが、ショパンがあります。そしてその説明文には

今年のエディションは、ポーランドの作曲家であり名ピアニストでもあったフレデリック・ショパンにオマージュを捧げています。ショパンのピアノへの称賛として、プラチナ仕上げされたクリップはピアノハンマーのような形をしています。
〜中略〜
特別ギフトボックスには、ショパンの有名なノクターンの楽譜が描かれた小さなメモ帳が収められています。手作業で作られたAu 585ソリッドバイカラーゴールドのペン先には、フレデリック・ショパンの肖像画が描かれています。

これか!!いやーすごいスッキリ!

 Google検索では、『モンブラン モーツァルト』で検索しても、うちの環境ではこの作家シリーズのショパンモデルは出てきませんでした。

 Chat GPTの、『同じ音楽家だし、ショパンの話をモーツァルトって事にしちゃえ』という超解釈とどちらが利便性が高いか、と言えば、現状嘘をつかないだけGoogle検索がマシ、という事になるのかも知れません。

 しかし、僕はまだChat GPT3.5なので、4にしたら正確にモーツァルトの解説をしつつ、ショパンモデルもありますよ、くらいの返答を返してくるかもしれなくて、
どちらにせよ、1年後にはそんなレベルではないとてつもない進化をしているでしょう。大変だなあ人類。

 とりあえず、前回の記事の後日談という事で。

MONTBLANC モンブラン 万年筆 インク ミステリーブラック 黒 60ml 正規輸入品 ボトルインク MB105190

Bitly

コメント

タイトルとURLをコピーしました